31歳でガンで亡くなった旦那から 受け取った大切なもの

今回はユーチューブから31歳でご主人を亡くされた、みほさんの
動画から文字起こししたテキストファイルをご紹介します。
31歳の若さで旅立たれたご主人から学ばれたみほさんの
「人は全て余命を生きているんですね」の言葉には考えさせ
られました。

(引用ここから)
皆さん今日は、みほです。
チャンネルに遊びに来てくださりありがとうございます。
初めましての方向けに、少し自己紹介したいと思うんですけど、
私は昨年の9月に、旦那をガンで亡くしている人間です。
当時彼は31歳で、私たちの結婚3ヶ月目の時でした。

来月で一周忌になるんですけど、正直まだ辛いんですし、
彼がいないって言うのも、本当に毎日寂しいです。
今よりまだボロボロだった時に、私は心に決めたことが二つありまして、
一つが「彼を暖かく抱えられるようになる」こと二つ目が「より良く生きる」
ことです。彼の死っていうのはたしかに辛いんですけど、それと同時にたく
さんのことを受け取りまして、そんなことを皆さんとシェアしたくて今回お話
することにしました。

三つほど話があるんですけど、一つ目は「生きて居るだけで十分」っていう
感覚です。旦那はもともと骨肉腫っていう、骨のガンを患ってまして
右の太ももの骨を骨折したと同時に病気が発覚したんですね。
その1年後に肺に転移したんですけど、肺に転移した時点でいつ呼吸困難
になっても、おかしくないっていう形でその後、余命宣告も受けていたんですけど
余命宣告を受けて、いつ体調が急変するか分からない人との生活って、
本当に気が気じゃないんですよ。

朝、彼が目覚めてくれるだけで本当に安心しますし、嬉しくもなりますし。
彼と過ごして思ったことは、「大切な人って生きてくれてるだけで嬉しいんだ」
「十分なんだ」って思いました。
普段、私たちって生活しているとつい自分、自分だけじゃなくて他人にも
厳しくなったりとか、求めすぎちゃったりとかするじゃないですか。
でも、本当は大切な人って、生きて居るだけで十分なんだなって思いました。

彼が私にとってそういう存在だったように、私も彼にとってそういう存在だったと
思います。皆さんにも、そういう人がいると思うんですよね。
いてくれるだけで安心するとか、嬉しくなうとか、笑顔になれるとか。
そういう人って誰しもがもってるのかなって、私は思うんですけど。
それに気付かせてくれたのは彼のお陰。
彼がもうすぐで亡くなりそうとか、実際に亡くなったっていう
そういう状況っていうのが「生きて居るだけで十分」っていう感覚を
私に教えてくれました。
辛い時は「こんなことがあったんだから」「辛くて当然だよね」って
「生きてるだけで私、頑張ってる!」ってそう思う様になりました。
自分に優しくできるようになりました。

二つ目は「この世界って美しいな」って思う心です。
大切な人を亡くすと、それまで綺麗に思えてたものが、
綺麗に思えなくなるみたいなんですよね。私の場合は逆の反応が
起きまして、不謹慎だと思われないといいんですけど。
旦那は余命一ヶ月宣告を受けていたので、そんな彼との毎日って
本当に貴重でかけがえなく思えるんですよ。

いっしょに食事をとるにも、寝るにしても彼といっしょに過ごせると、
同じ空間にいられること、本当に貴重に思うから、しっかり彼を見ますし
彼の話とか独り言であっても、「全部覚えて居よう」ってよく聴くように
なるんですよね。自分の五感すべてでその時を体験しよとするので
すごく心に刻まれました。彼が亡くなってからも、木の緑とか空の青さとか
普通に生活している中でもグラスに注ぐ水の音とかも。
意識を向けると「美しいなあ」って感じるようになりました。
これも彼にもらった感受性だなって思います。

三つ目は「人生に対する謙虚さ」です。
「生きたくても生きられない人がいる」っていうのは皆さん、
普段ニュースとか見ていたらご存知じゃないですか
例えば、直近の話ですと、安倍首相が突然亡くなったり
しましたよね。「時間は命」なんですよね。
「時は金成」っていう言葉がありますけど、時間ってお金では
買えないじゃないですか。だから、きっとお金より貴重なものなんですよね。

私の旦那は余命宣告を受けていましたが、余命宣告と聞くと「珍しい】
【絶望的な状況】って思われるかもしれないんですけど、でも本当は私たち
みんな余命を生きて居るんですよね。だって、いつ死ぬか分からないですし
死に方も私たち選べないじゃないですか、基本的な「生まれること」「死ぬこと」
について私たちは選ぶことができなくて、私たちができることと言えば生死の間
の細かくて具体的なことばかり、些細なことばかりなんだって思ったんですよね。

死ぬことができるのって、1回だけじゃないですか。そう考えると、自分を
生きられるのって1回だけ。今、もし人生に我慢をしていたりですとか、
自分に無理をかけていたりですとか、毎日充実して過ごせていないなぁって
思う方がいるのであれば「時間は命」です。「チャンスは1回」だけなんです。
自分の人生の、だから「自分のことを大切にしてほしい」って思いますし
「どうか自分の人生を歩んでほしい」って思います。

私が亡くなった大切な人から受け取ったものは「自分に対する優しさ」
「自分の人生を生きる勇気」「毎日毎日を慈しむ姿勢」です。
これは彼が亡くなったからこそ気づけたこと、考えられたこと、
死っていうと「縁起が悪い」ですとか「湿っぽい話で聞きたくない」とか
思われる方の方がもしかすると、世の中多いかもしれないんですけど
本当は生きている人みんな「死」って身近ですし、自分のことなんですよね。

私はたまたま大切な人が目の前で亡くなって「自分もいつか死ぬんだなぁ」とか
「死に方って選べないんだなぁ」とか、そういう風に向き合ってからより良く生きられる
ようになりました。死とか死別って暗い話に思われるかもしれないんですけど、
明るい側面もある。そんなことをシェアしたくてお話してみました。
如何でしたでしょうか?皆さんの考えとか、皆さんの経験とかも是非お聞きしたいので
よかったらコメント欄にお書き下さい。生前に旦那がやっていたYOUTUBEチャンネル
のリンクも概要欄に貼っておきます。
こんなことを私Twitterでも発信しているので、もし興味ありましたら遊びに来て
ください。ご視聴くださり、ありがとうございました。
また、次の動画でお会いできると嬉しいです。またね~へへ
(引用ここまで)

如何ですか?考えさせられますよね。
このテキストの元の動画は私の運営する

griefadvice.com

にリンクを
貼っておりますのでご利用下さい。
私の運営するグリーフアドバイスのサイトでは、他にもグリーフケアに関する
情報を色々掲載しています。一度お立ち寄り下さい。

 

今、喪失で辛い思いをされている方へ

 

今、喪失で辛い思いをされている方へ

私も6年前は喪失の真っ只中に居ました。
生きる希望を無くして本当に辛い日々の
毎日でした。
アルコールで紛らわす毎日でしたが、これ
では無き妻がきっと悲しむに違いないと
思いアルコールは断ちました。

辛い思い出は消せませんが、喪失までに
妻と築いた楽しい思い出を思い出して、
その思い出の一つ一つに感謝をする事に
しました。
感謝したから辛さが直ぐに紛れる訳では
ありませんが、感謝している時間だけ
辛さを忘れているのも事実です。

そこで、今、辛い日々を過ごしている方に
伝えたいのは、過去に良い思い出を作る事が
今は亡き奥様のお陰で出来た事に感謝して
みませんか。
私は今でも感謝しています。スピリチュアル
な事を言っているのではありません。

私は40年前に一度離婚を経験しています。
私は幼い子供を残しての離婚なんですが、
昔は罪悪感に駆られて本当辛い毎日を過ごして
いましたが、現在は結婚出来た事、生き離れに
はなったけれど僕の子供を産んでくれた事など
に本当に心から感謝しています。

辛い気持ちを感謝に変えて見る、そうすると
辛い中にも幸せな事が有ったんだと思える
ようになります。
今、喪失中の方にはそんなに簡単にと思われる
と思いますが、今は亡き方とのご縁を考えて
その方との幸せな思い出に浸るのも、亡き方への
供養になるのではないかと思います。

私の運営するグリーフアドバイスのホームページ
にも、いろいろなグリーフケアの記事を掲載して
いますので、一度お立ち寄り下さい。

 

今年一番に読んだ本は対象消失の乗り越え方 加藤諦三著の本でした。

今年最初に読んだ本は大切な人を失って苦しんでる方に読んで頂きたい。そして苦しんでいる理由を理解して自分の心を解放してあげて下さい。全体的にかなり辛辣な文章もありますが、読後感として、間違いなく私は気持ちが楽になりました。悟りの心境とまでは行かないまでも、悩みの理由がわかれば貴方は昨日までの貴方より一回り成長したと感じられるかも知れません。
Amazonのレビューで、いいなぁと思うレビューをひとつ紹介しておきます。
(ここから参照)
文章は、優しく寄り添うというよりは「ほら、立って」と背中を押してくれる。
「わかってるけど忘れられない」状況が数年続いた自分にとってはよい薬になりました。
急性期の喪失症状は過ぎたけれどどうしてもあと一歩過去と決別できない人にはとても響くと思います。加藤諦三さんの著作は、中には「キツイかな?」と思うものもありますが、本書は甘やかさずそれでいてしっかり読者の気持ちを汲んでくれているので納得して読み進められます。とくに自分の過失で何かを失った人、後悔している人におすすめしたいです。

如何ですか、僕もまだ読みかけですが本当に辛い気持ちを緩和してくれると確信しています。
私の運営サイトグリーフアドバイスではグリーフケアに関する情報を掲載しています。よければ一度お立ち寄り下さい。
グリーフアドバイス運営者 深井

最愛の夫の死後、生き甲斐をなくし途方に暮れています(心理療法家 川畑のぶこ)

今回はユーチューブ動画より久しぶりに文字起こしたテキストを掲載します。

ここより文字起こしテキストです

皆さんこんにちは、川畑伸子です。
今日はジョディさん60代の女性からのご相談です。夫という生きがいを突如失い、途方に暮れています。というご相談内容です。今日は1年ほど前から拝見しています。
心が楽になる温かいものの捉え方を知ることができて、とてもありがたく思っています。私は2018年8月に61歳になったばかりの夫をガンで亡くしました。病気が判明してからわずか2ヶ月半でした。明るく前向きで、仕事でも家庭でも、いつも人を励ます役を担ってきた人でした。突然の余命宣告にも、取り乱すことなく本当に立派だったと思っています。

 

夫が突然いなくなり、それまで全ての面で、夫を頼って生きてきた自分が果たして生きていけるのだろうかと思いました。それでもなんとか1年を過ごせたのは、人は死んですべてが終わるのではないと信じるようになったからだと思います。とは言え、いわば生き甲斐を失ってしまった自分がこれからどう生きていけばいいか途方にくれているのが現状です。寂しく、虚しい気分に激しく襲われることも多いです。3人の子供は成人していて、1人は家庭を持ち他県に、1人は海外に、そして1人が私と同居しています。これから夫婦そろって過ごせると、当然のように思っていた事があっけなく
崩れ去りました。新たな生き方をするしかないのだと思っても、その道が見えてきません。というご相談内容です。

 

ジョジィーさんと、ご主人の本当に深い絆と愛が感じられるご相談内容だなぁと思います。去年の8月にね、ご主人が亡くなったということでまだ1年ちょっとですよね。
本当にね、それだけ絆が深くてずっと敬愛してやまないご主人だったのであれば、
1年経ってもまだ激しく、寂しさや、虚しさに襲われることはあって当然だと思うんですね。この寂しさ虚しさというのは、言い換えるなら本当にそれだけ愛しい存在で、大事な存在だったっていう証でもあると思うんです。だからこの寂しさ、痛み、苦しみをすぐ拭い去るというのはね、難しいかもしれないし、そんな必要ももしかしたらないのかもしれないというのは、すぐにというところね、あの苦しみはもちろん取り除かれたに越したことはないんだけれども、これは徐々に徐々に、和らいで行くっていう、時間って言うのが、おそらく去年の今頃よりは、今の方がね痛み苦しみっていうのも、ずいぶん和らいできているのではないかなと思うんです。

 

彼が居なくて、寂しい虚しいっていう思いは変わらずあるけれども、その強度というかね、度合いというのはショック状態だった去年から比べれば、徐々に徐々に和らいできているのではないかなと思うんですね。そうであればこれからまた半年後1年後、徐々に徐々にこの痛みは苦しみは和らいでいくっていうことをねぜひこうイメージしていただきたいなと、タイムイズメディスン、時間は薬なりという言葉がありますけれども、もうどうしようもないことっていうのは、ある程度この時間が経たないと解決しないことっていうのもあります。それと同時にとっても素敵だなぁと思ったのは、ジョディさんのこのスピリチュアリティですね。彼がいなくなってしまった、


すなわち、この彼との関係はもう絶たれてしまって、彼がもう無になってしまった。
あるいは価値がない無価値な状態になってしまったって思うと、私たちのその落胆とか、絶望感落ち込みというのは、本当に深いものになりますけれども、ジョディさんがね、この1年を何とか過ごしたのは、人は死んで全てが終わるのではないと、信じるようになったっていうね、こういうプロセスがあります。この私たちには信じる力っていうのがあります。この信じる力こそ私たちを前向きにしてくれたり、逆に落ち込ませたりする大きな源になっているんですね。私たちは出来事そのものよりも、出来事の受け止め方によってそのショックを受けたり、あるいはそこからすぐショック状態からすぐ回復したりという、この度合いというのが変わってきます。こういうショックな状態をこのね、弾力性を持ってまた跳ね返す、こういう回復する力のことを、レジリエンスとかレジリエンシーと言ったりしますけれども、このジョディさんが、すごく大変だった状態から、このレジリエンスを持ってね、徐々に徐々に復活しているのもこの信念、スピリチュアリティ特に、人は死んだらどうなるんだろうっていうね、まだわからないエビデンスがない、物証できていない次元のことをね、どう信じるか私たちは物証できないこと、エビデンスがないことに関しては、信じたいことを信じる権利っていうのが
あります。これは別に他人を脅かさないですし、自分も脅かさないですし、誰の迷惑にもならないことです。

 

人が死んだら終わりだ、すべての終わりだということは証明されてません。もちろん人が死んだ後がずっと続くってことも証明はされていないかもしれませんけれども、
証明されてないから、じゃあないかというとそうではないってことですよね。今の
科学のレベルではまだそれが実証できないというだけかもしれませんから、そこを
ジョディさんはね賢く、この知恵を持って死んだらどうなるんだろう。
彼は本当にいなくなってしまったのか、じゃあ私たちがこの世に生まれてくる前は
どうだったんだろう。お母さんのお腹に宿った時にパッと偶発的に本当に魂や命が宿っ
たんだろうか、意識が宿ったんだろうか、私たちという存在のエネルギーがそこから発生したんだろうか、そして物質がなくなったら見えないエネルギーというのは存在しないんだろうか難しい問題ですよね。でも私たちが何を信じたら、一体今日この日の質がより高まって、前進する力になるかっていうことは、私たちは信じる権利があります。もしジョディさんが死んだら全てが終わり、死んだからといって全てが終わりではない、すなわちご主人は死んだ後も何らかの形で生きている。


肉体は持っていないかもしれない、タンパク質はねこの物質としては
存在しないかもしれないけれども人間という形では存在しないかもしれないけれど
も、彼の意識まではわからないですよね。彼の存在本質そのものはどうかっていうのは
わからないですよね。で私たちはそういった本質エネルギーとか意識がどっかにあるん
じゃないかと信じている人が多いので、お墓があったりね、仏壇があって手を合わせたり世界各国どこに行っても似たような習慣があるんじゃないかなと思います。この本質的な部分スピリチュアルな信念に行き着いた時、それが健全な時に、私たちのこの
スピリチュアルペイン魂の痛みや苦しみというのも大きく和らいでくると思います。
ですのでジョディさんは死んだら全てが終わるのではないと信じるようになった、
この信念が強化されることによって、さらにこの癒しっていうのは強化されていくのではないかなと思います。どうすればいいか、今からこれまでとは違ったご主人との関わり方を意識して深く深めていく構築していったらいいと思います。


言葉をね、話しかけても肉声では帰ってこないかもしれないです。でもいろんなところにご主人の息遣いを感じるかもしれないです。いろんなところにサインとかシンボルでね。ご主人のちょっとした、粋な気遣いを感じるかもしれないです。割と私もね癌患者さんで、愛するものを旅立ってしまって、残された人っていう人と沢山カウンセリングをしますけれども、みんなね、あんまり大きい声で周囲には言わないけれども、こっそりカウンセリングルームで教えてくれるのは、実は感じるんです。彼は、あるいは彼女はいないんだけどいるって感じるんだっていう報告をいっぱい聞きます。皆さん賢いのであんまり外ではそういう話しないです。気がふれたのかって思われたりね、怪しいとかね、オカルトだって言って、自分の大切な部分を、神聖な部分を、ズカズカとこの土足で踏み入れて来られるようなことはね、皆さんしませんから、ちゃんとフェンスを囲いを作って本当にこう招き入れていい人だけそこ入れたり、あるいは人を入れないっていうようにねされてます。

 

でもカウンセリングルームでは、そこを心をオープンにして、そんなスピリチュアリティの部分をシェアしてくださる方がいっぱいいるんですが、本当にそれはいるねって思うようなストーリーがいっぱいあります。なのでジョディさんもぜひ心をオープンにしてご主人と対話を続けてみてください。するといろんなね、粋な計らいでご主人の息遣いを見るかもしれません。光の中に見るかもしれない、植物の中に、自然の中に、人々の言葉の中に、息遣いに見るかもしれないです。お子さんの知恵の中に見るかもしれないですね。ご主人がね生きがいで全てだったっておっしゃってます。もしかしたら息子さん、娘さん、ちょっとねどちらかわからないけど、お子さんたちにとっては同じようにお母さんは生きがいかもしれませんよ。であるとすれば、ただコミュニケーションしないだけ。子供は照れくさくてあまりそういうこと言わないので、だとすればそれだけかけがえのない存在なんだ、私が主人を敬愛してやまなかったように、私もまた自分の子供にとって同じような存在なんだということも思い出してくださいね。自分もそういうスペシャルな存在であって、そこのね関係性、自分との関係性、そしてまた子供との関係性っていうのを深めていく。子供は間違いなくご主人の継続です。ご主人の分身のようなね部分がありますからね、そこを叩いていく、大事にしていくその関係性を豊かにしていくっていうのも、一つのまた道かもしれませんよね。

 

また、今までご主人にいろんなことを頼ってきて、すべての面でって書いてありますよね。全ての面で夫を頼って生きてきた自分ってあるんで、これはもしかしたらジョディさんが乗り越えるべき人生の課題かもしれないです。ですから全ての面を夫に頼らなくて良いように、今後はご主人はスピリチュアルな面で頼れると思います。
なので、いつも対話をしてお祈りしてつながっててください。それ以外に友達作りなさいよとかね、もっと自分の世界広げなさいよっていうサインかもしれない。もしかしたらご主人はそれを応援してくれていて、人生ってね、まだまだあなたを魅了してやまないことがいっぱいあるんですよっていうね、サインでもあるかもしれませんから。

 

ぜひそんなこともちょっと期待しながら、今後どんな展開があるか、何で私の人生にこんなことが起きなきゃいけないんだって思うのを、思うことが起こるのと同じ確率で、こんなに素敵なことが起こるなんて思ってもみなかった。こんな価値観が私の前に展開されて、こんな素晴らしい人生が可能だなんて思ってもみなかったということも、また、起こる同じ確率で起こるんです。ですから、そのことを信じて前進していただきたいなと思います。常にそのご主人の魂と共に、ご主人がいつも見守ってくれているということを忘れずに、前進してみてください。急がなくていいですから、そして時間とともにこれは解決していくことであるということも、自分に言い聞かせてご自身のペース
を大事に、ご主人と共に今からも前進していただきたいと思います。どうもありがとう
ございました。YouTubeをご覧くださってありがとうございます。共感してくださった方はぜひいいねボタンを押してチャンネル登録をしてください。さらなる
耳寄り情報はこちらからお願いします。

 

文字起こしはここまでです。

ここからは運営者の感想です。

如何ですか?ジョディさんのスピリチュアルな考え方っていいですね。しかし、私自身

の喪失時の経験からでは、このジョディさんのようには、なかなか悟った考えはできませんでした。素晴らしいと思います。

グリーフアドバイスのサイトでは、この動画へのリンクを貼っています。

ぜひ一度お立ち寄り下さい。

グリーフアドバイス運営者 深井

 

ChatGPT(チャットジピィティ)のグリーフアドバイスを 取り上げました。

最近評判になっているChatGPT(チャットジピィティ)のグリーフアドバイス
取り上げました。ChatGPTはAIが答えるチャットシステムですが、私はこのChatGPTにこう質問しました。(愛する人を亡くし寂しい時は、どうすればいいのですか?)
不謹慎だとは考えないで下さいね。

私が考えたのは人間の喪失の悲しみをAIがどのように答えてくれるかと思ったからです。これからの時代はAIを抜きには語れませんよね。そのAIに人間の考えとは異質のどのような答えがでるか、また、AIの答えの中に参考になる答えが導き出せるのかと考えるからです。

では、そのAIの答えをご覧下さい。

ここよりAIの回答です。

愛する人を亡くすという経験は非常につらく、寂しい気持ちに襲われることは自然なことです。このようなときは、以下のような方法を試してみることで心のケアを行うことができます。

悲しみを受け入れる:悲しみや寂しさは自然な感情であり、それを感じることを否定せず、受け入れることが大切です。感情を抑え込むのではなく、自分の心に素直に向き合いましょう。


サポートを求める:一人で悲しみを抱え込まないようにしましょう。家族や友人、信頼できる人に対話を求めることで、気持ちを分かち合うことができます。


儀式や追悼の場を持つ:故人への思い出を共有し、追悼の場を持つことで、心の整理をすることができます。故人への感謝の気持ちを形にすることで、穏やかな気持ちになることができるかもしれません。


自分を大切にする:悲しみの中でも、自分自身を大切にすることが大切です。適度な休息をとったり、好きなことに時間を割いたりすることで、心身のバランスを保つことができます。


専門家のサポートを受ける:悲しみが長期間続く場合は、心理カウンセリングやサポートグループに参加することを考えてみてください。専門家の助けを借りることで、感情を整理する手助けをしてもらえるかもしれません。


日記を書く:感情を整理するために、日記を書くことを試してみてもいいでしょう。自分の気持ちや思いを文字にすることで、気持ちを整理することができます。


新たな興味や趣味を見つける:少しずつ新たな興味や趣味を見つけることで、気分転換を図ることができます。新しい活動に取り組むことで、心に活力を与えることができるかもしれません。
悲しみを癒す過程は個人によって異なります。自分に合った方法を見つけ、少しずつ前に進むことを大切にしてください。時間をかけて心の傷を癒し、故人をいつまでも心に大切にし続けていくことが大切です。

AIの回答はここまで


如何でしたか、人間の答えと全く変わらないですよね。当然と言えば当然かもしれません。なぜならAIと言ってもデータの収集はインターネットの世界からAIがデータを集めるだけですから。当然ですよね。

大切な方を亡くされたあなたへ

今日はユーチューブ動画より
武田正文の仏心チャンネルの
大切な方を亡くされたあなたへを取り上げました。

動画より音声を文字起こしでテキストにしました。

引用はここより

本日のテーマは大切な方を亡くされたあなたへ
ということで、大事なご家族、お友達、恋人など
死別され、お別れになってしまった方いらっしゃろーかと思います。
お坊さんの話が聞いてみたいと思われる方の中には、
こうした、大事な方を亡くされたときにどのように考えればいいのか、
そういった思いでお坊さんの番組をご覧になっていただいている方もおられるのでは
ないでしょうか。本日は大事な方を亡くされた時の
私たちの心について心理学と、仏教から少しお話しさせていただこうかと思います。


心理学の分野ではグリーフケアということがなされています。
大事な方を亡くされた時の悲しみ、悲嘆をどのように考えればいいのか、
それについてさまざまな研究がされています。
大事な方を亡くされた後、私たちの心は大きく揺れ動くわけです。
大きなショックを受け心と体に変調をきたすわけです。
気持ちが明るくならない、体調が悪くなったり、食欲がなかったり、
眠れなくなったり、突然に涙が出てしまったり、いろいろなことが起こるわけです。


そうした悲しみを抱えている方にグリーフカウンセリングといって、その悲しみを穏やか
に話しをしていただく、その中でゆっくりと受け入れてもらうということも
心理学ではなされています。
しかしながらいくら話しても、いくら話しても、なかなか
大切な方を亡くされた悲しみは癒えなかったりするわけです。
その中にはいろいろな思いがあるのではないでしょうか。
特に気になるのが亡くなられた方が今どうなっているのか、
そのことについて気にしておられる方も少なくないと思います。


私たちのお寺は浄土真宗のお寺でございます。
真ん中におられる仏様は、阿弥陀如来という仏様になります。
阿弥陀如来様のお救いの働きは、2つあると言われております。
一つ目は、先に亡くなられた方をお浄土の世界に連れて行ってあげて、
そこで、仏様にして下さると、こう言われています。
お寺の前方一段高くなっている所を内陣とお呼びしますが、
ご覧になっていただければ大変美しい世界が想像されています。


この内陣は仏説阿弥陀経というお経をもとに、お浄土の世界がこういう風な形であろう
と、想像して作られているのが、内陣でございます。先に亡くなられた方はこうした美しい世界に行き、そこで仏様になられ、これから先は仏様として私たちのことを見守ってくださる訳です。
そしてもう一つ、阿弥陀さまのお力には、亡くなられて仏様になられた方を、今こうして残されている私たちのところに、返してくださるという働きがあると言われています。
皆さんも先に亡くなられた方のことを思い、色々な思い出にふけったり、
こういう時にあの人がいてくれたら、こうやって言ってくれただろうなと、
色々な想いが蘇ってくるのではないでしょうか。


そういった折々には、仏様が私たちのところに来てくれて、私たちにいろいろ声をかけて
くださっているのかもしれません。
一番寂しくなる気持ちになるのは、亡くなってしまうと顔が見えなくなる、
そしてお話ができなくなるということがある訳です。
私たちが手を合わせ、南無阿弥陀仏と申しますのは、
声の仏様となって私たちのところに来てくださっている訳です。
南無阿弥陀仏というのは、私たちが仏様に感謝の気持ちを届けたい、
そういう思いとともに、仏様が私たちのところに届いてくださっている、
そういった思いが込められているお念仏でございます。

大切な方を亡くされた方は、なかなか自分の気持ちに整理がつかない
そういった方もあろうかと思います。
心理学で考えると、私たちの心が整理がつかないというのは、
仕方がないことでもあります。私たちはお見送りすることを、
お通夜や葬儀を通し、その儀礼の中で徐々に心の整理をつけて
いく訳です。その後の法事、一周忌、三回忌、七回忌と続きます。
数年おきに続く法事も、定期的にその方思い出し、
私たちの気持ちを整理をつけるわけです。


そしてこの法事、お葬式、その中では先に亡くなられた方が
私たちに今、命を大事にしてください。
人間の命には終わりがある、だからこそ周りの人と優しく、
幸せに過ごしてくださいねということを、私たちに気づかせてくださるためのご縁で
ございます。悲しい気持ちを抱えながら生きていくのは大変辛いことです。
そして時々思い出した時に、また調子が悪くなることもあります。
しかしながら、そういった姿を仏様は大丈夫だよと。
悲しいのも仕方がないけれども、私たちはきちんと見守っている。


そしていつの日か、皆さんが同じように命亡くなられたときには
お浄土で待っておりますので、またお会いしましょう。
今、一生懸命生きておられる姿もきちんと見ております。
お念仏をしておられるときには、すぐそばにいるのでしっかりと頑張って生きてくださいね。
ということを、仏様はおっしゃっているのではないでしょうか。
この仏心チャンネルでは、仏教や心理学、私たちが悲しい時、苦しい時、
どのように考えていくのか少しずつご紹介していこうと思います。
ご質問やこういった話が聞きたいというリクエストが、
ございましたらコメントをいただけると嬉しく思います。
またお参りいただける方はチャンネル登録をよろしくお願いします・
それではまたのお参りをお待ちしております。
武田正文の仏心チャンネルまたのお参りをお待ちしております。
チャンネル登録よろしくお願いします。
引用ここまで

ここよりグリースアドバイス運営者のコメントです。
如何でしたか、私は、下記の文言がこころに残りました。
「そしてこの法事、お葬式、その中では先に亡くなられた方が
私たちに今、命を大事にしてください。
人間の命には終わりがある、だからこそ周りの人と優しく、
幸せに過ごしてくださいねということを、私たちに気づかせてくださるためのご縁で
ございます」
このような語りを言えるのは、やはり仏心のある方の発言だと思います。
このように言って貰えると本当に心が安らぎませんか。私は本当に
そうだねと、納得しました。
私のサイトには、今回のユーチューブ動画へのリンクを貼っています。
お時間がありましたら、一度お寄り下さい。お待ちしています。
グリースアドバイス運営者  深井

喪失、トラウマの症状と対処法

 

(引用ここから)

喪失とトラウマが引き起こす症状
症状1,
失ったモノを思い出して辛くなる。
大切な何かを失ったり、トラウマになるような体験をしたとき、
まずやってくるのは心の苦しみです。
まともにものが考えられなくなり、食事や入浴など当たり前の作業も困難になります。
こうした苦しみの中で、私たちは多くの初めてを経験します。
あの人を失ってから初めての食事。あの事件が起こってから初めて一人で過ごす夜。
このような日々は長ければ数ヶ月続きます。
もう戻ってこないと思うと目の前が真っ暗になり、深い悲しみに襲われます。


しかし悲しみは病気ではありません。
正常な心の働きです。焼き付くような痛みも時間と共に薄れていきます。
時間は回復に欠かせない要素です。
大抵は半年ほどで最もつらい時期を受けますが、
傷の深さや生活の影響度によっては、それより長くなります。
いつまでたっても立ち直れない場合、喪失とトラウマに人生を支配される危険があります。
以前を楽しかったはずの物事にも、興味が亡くなり悲しみと痛みが心を埋め尽くします。
過去の体験に閉じ込められ、人生が停止してしまうのです。


症状2、
自分が何者かわからなくなる。
喪失やトラウマを経験すると、
それまでの現実が一気に覆されます。
ときには自分という存在が根本から揺らいでしまうこともあります。
喪失やトラウマを体験した人の多くは、アイディンティティの再構築を迫られます。
例えばそれまで会社人間だった人が職を失う、
運動好きだった人が進退能力を失ってしまう、
そんなときはいったん立ち止まり、自分を見つめなおす必要があります。
今の自分には何が大事なのか何をすれば、自分らしさを取り戻せるのか。
それが見つからなければ心の穴埋まりません。
自分が何者なのか分からないまま失ったものの大きさに打ちひしがれ、
世の中をさまよい続けることになるのです。


症状3,
世界がわけのわからない場所になる
世界を理解したいと思うのは人の基本的な欲求です。
わたしたちは自分なりのやり方で、世の中な仕組みを理解しています。
何を信じ、世界をどう解釈するかによって、人の行動は変わってきます。
ある人は、神の意思が世界を動かしていると思っていますし、
別の人は、因果応報がこの世の理だと思っています。
あらゆることには理由があると思っている人もいれば、
全部ただの偶然だと思っている人もいます。


世界が公平だと思うか、不公平だと思うか、
努力は報われると思うか、意味だと思うかは、すべて人の世界観が決めることです。
そうした認識の枠組みを創出やトラウマ体験は根底から揺るがします。
それまで信じていた世界が崩れ去り、訳の分からない世界になぎだされるのです。
答えの出ない問いが頭から離れなくなり、思考は同じところをぐるぐると回り続けます。
なぜあんなことになってしまったのか、あの時自分がこうしていたら何かが変わっていたのか、
大抵は半年ほどで自分なりの落とし所が見つかりますが、何年経っても答えが出ないこともあります。


過去に起こったことが消化できなければ、新たな現実を生きることはできません。
それを防げるためには、なるべく早いうちに新たな世界観構築をすることが大切です。
起こったことを受け入れ、それを含めて世界を見ることができれば、無数のもしもも徐々に
消えていきます。
手当は、早いほど現実への適用も早くなり、心的外傷後ストレス障害に苦しむ危険も減少します。

喪失トラウマの対処法
対処1,心の痛みを和らげる
話すことが癒やしにつながるとよく言われますが、話さない方がいいこともあります。
脳科学の研究によると、私たちは思い出すことによって記憶を少しずつ書き替えているそうです。
心の痛みが癒えない段階で詳細に思い出すというやり方は、出来事の記憶と心の痛みをセットにして
頭に書き込んでいるようなものであり、元になった出来事を思い出すたびに強い苦しみを味わいます。
話すこと自体が悪なのではありません。
話したいときは好きな時話すがいいです。ただし、話したくない人に、喋らすの危険です。


話したくない人たちは、話さないことによって気持ちをうまく処理している可能性がある
からです。大切なのは自分の気持ちを無視しないこと、話したいと思えば話、
話したくなければ話さなくていいのです。話したいのに身近に話せる相手がいないなら、
なくなった人に手紙を書くという方法もあります。
生きているうちに伝えたかった想いを言葉にすれば、気持ちがいくらか落ち着きます。
どんなやり方を選ぶにせよ焦りは禁物です。心の傷を癒すための一番の薬は時間なのです。


対処2,
悲しみから意味をつかみ取るステップ3
耐えがたい経験から、うまく立ち直るためには辛い経験を人生の中に正しく位置付け、
そこから自分にとって大事な意味を読み取ることが不可欠なのです。
意味づけのプロセスは、理解の段階、工程の段階に分けられます。
理解とは起こった出来事を、人生の枠組みの中にうまく配置し、
筋の通った説明を見つけること。工程とは、辛い出来事の中にも、少しでもポジティブな面をつけること。
例えば、人生の有難目に気付いた、人生でやりたいことがわかったなど、
気づきを得ることができます。


工程のプロセスは、回復がある程度進んでから始まります。
ステップ1,
どのようにではなく、なぜを問う。
心の傷を残すような出来事が起こると、その場面を何度も思い出してしまいます。
このループから抜け出すためには、思い出すときの考え方を少しだけ書いてみましょう。
どのようにと考えるのはやめて、なぜと考えるのです。
するとあなたの側面が見えてきて、出来事の本当の意味に一歩近づくことができます。
なぜという介は私たちの知恵を広げます。
バラバラだった物事がつながり、より豊かな文訳で事態を整理するようになります。
単に被害者として悲しむのではなく、その意味を主体的に考えられるようになるのです。


ステップ2,
もしもこうだったらと考える。
嫌な事が起こったとき私たちはもしもこうだったらと考える傾向があります。
こうした思考は一見ただの現実逃避に見えます。
しかし科学的には有用であることがわかっています。
もしもを考えることは、現実逃避ではなく、そうなるべくしてなったと納得するための大事
な一歩なのです。なぜかというと、同じようにもしもという考えは抽象的な思考を必要とします。
物事の間に、慣例を探し様々な側面を分析しより大きな視野で現実を捉える作業です。


堂々巡りの思考を打ち破り、新たな理解に到達する第一歩になるのです。
そのためのコツは、いい可能性だけではなく、悪い可能性を考えるということです。
こうしていたらあんなことは起こらなかったと考えるだけではなく、
もしもこうしていたらもっと酷いことになっていたと考えるのです。
このつの思考を組み合わせることで起こってしまった現実を人生にうまく位置付ける
ことができます。


ステップ3,
教訓や今後に生かせる何かを見いだす。
どんな耐え難い体験も終わってみれば何かを与えてくれます。
喪失やトラウマ体験に意味を見いだすためには、そこから学べる教訓や今後に生かせる
何かを見つけることが大切です。
それは簡単なことではありません。それでも何か得られるものが見つければ自分のやる
べきことがわかり、人生の確かな手答えが生まれます。
次回は好奇心の期待方についてお届けします。
お楽しみに
最後までご視聴いただきありがとうございました。

(引用ここまで)

ここより運営者 深井のコメントです。
如何ですか?私自身も喪失時に受けたトラウマはあります。そして
そのトラウマは突如として現れ、苦しみを味わいますね。ここに示された
対処法をご自分にあったものから試してみるのもいいかも知れません。
グリーフアドバイスでは、様々なグリーフに関する記事が満載です。
一度お立ち寄り下さい。