過去を反省すると脳のパフォーマンスが低下する

今回は過去を反省すると脳のパフォーマンスが低下すると言う新しい説を学びましたので、報告します。

私も過去において喪失を経験していますので、幾度となく過去を反省して自責の念や後悔を繰り返して現在に至っています。ところが今回購入した本「フィードフォワード全技術」と言うタイトルの本によりますと、過去を反省すると脳のパフォーマンスが落ちると書かれています。

過去に幾度となく後悔と自責の念に駆られている私としては聞捨てならない事として気を入れて読みました。

そしてここからは引用します。

「過去を反省したり、自責や後悔すると
認知科学脳科学の観点からは、この時、脳内では「失敗の追体験」や「過去の記憶の臨場感強化」が行われているととらえます。フィードバックを受けて、私たちの脳は自らの過去の失敗をもう一度体験し、その記憶を臨場感を持って味わってしまうのです。」

引用ここまでです。

 

そうした結果、人はポジティブな考えが抑制されてできなくなるそうです。

この本のタイトルの「フィードフォワード」の意味は未来に目を向ける行為と言う

意味です。

この本のフィードフォワードとは、メンバーの言動に対して評価や改善点を伝えて、相手のモチベーションを高めたり、パフォーマンスを高めて能力開発につなげたりすることを、ある定型文を使ってまとめる方法を示してあるHow to本です。

私も含めて、喪失を経験された方々には自責や後悔はするなと言われても、なかなか実行できるものでは有りませんね。

でも、そうした行為が脳のパフォーマンスを下げて「つまらない」「苦しい」と言った

感情に支配されるのなら、考え直さないと自責や後悔は自分を苦しめる事になるだけですから。

皆様にもぜひ、一読をお薦めします。

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グリーフアドバイス運営者  深井

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